こんにちは、かじろーです。
転職・同棲を機に家事をせざるを得ない状況に追いこまれた末に新米家事する男として学んできたことを日々発信してます。
ズボラ男の視点から、世の男達の「そろそろ俺も家事やってみっか」という想いを微力ながら応援しています!
今回は、これから同棲や新婚で共同生活を始める方々向けに男(夫)が家事をするメリットについてご紹介します。
僕自身、同棲開始と同時に家事をはじめましたが、初めは大変なことも多かったけど振り返ってみると最初に家事をする習慣をつけてよかったと心から思ってます。
同居を始めて数年後経ってから思いつきで家事を始めるよりも、今から共同生活開始というタイミングで始める方が、家事を覚えるハードルも低く、受けられるメリットも大きいので特におススメです。
男が家事を始めるメリット① 彼女(妻)と比較的近い家事レベルから始められる。
男が家事をやらない理由の第1位「家事が苦手」
男が家事をやらない主な理由で「苦手だから」という声をよく見かけます。
この「家事が苦手」という意識ですが、家事にトライしてみてひとりでに感じている人よりも、パートナーとの家事レベルの比較から芽生えてしまう人が多いように感じます。
「(妻や彼女と比べて)家事が苦手だから(下手をして怒らせてしまうのが怖い)」というケースですね。
このケースの苦手意識は、同居年月が経ちパートナーとの家事力の差が開けば開くほど大きくなっていくものです。
この状態を回避するためには、家事レベルの差が比較的少ない同居開始のタイミングで男も家事を始めてしまうのが一番効果のある対策だと思います。
もう苦手意識が抑えらえれないよ!!!
その理由は以下のとおりやでな。
① 1人暮らしと2人暮らしでは、家事のも分量も質も違う。
② 「男との暮らし」特有の家事に慣れていない女性も多い。
③ 家事は日常の中でその家独自のスタイルが形成されていくもの。
順番に見ていきましょう
1人暮らしと2人暮らしの家事の違い
共同生活を初めると誰しもが、まず家事の分量の多さに驚くことになります。
・2人で暮らすとこんな頻繁に洗濯機回さないといけないの?
・ものが多いから掃除の回数もゴミ出しに行く頻度も増えた!
と、一人暮らししているときには簡単にこなしていた家事が途端に負担が大きいものになります。
これは家事の「分量の変化」ですが、加えて求められる「家事の質」も変わってきます。
一人暮らしならある程度部屋が汚くても我慢できたり、食事もコンビニ弁当等で済ませてしまったりしますが、同居を始めて「相手」ができると途端にちゃんとやらなきゃ!という意識が芽生えるものです。
「二人分の食事となると健康面とか品数とか考えないと。」
「自分が着る服だけならいいけど、きちんとアイロンかけよ」だったり。
もちろん一人暮らしでも完璧に家事をこなしている女性もいると思いますが、自分のためだけの家事と好きな相手のための家事では勝手が違ってくるのは分かる気がしますよね。
(これは男にも言えることです。一人暮らし時代の汚部屋OK感覚のままでいて幻滅されないように。。。)
実は2人暮らし用の家事には慣れていない女性というのは意外と多いものです。
「男との暮らし」特有の家事
女性にとって男との共同生活で初めて直面する家事もあったりします。
簡単な例として仕事用のシャツのアイロンがけ等はすぐ思い浮かびますよね。
その他にも、男性の食事の分量がわからないだったり、彼氏や旦那が揚げ物や蒸し物等一人暮らしではまず作らない料理が大好物だったり。
特に食事面では男と暮らしてみるまで経験が少ないことが多い気がします。
シャツのアイロンがけ等は唯一男性の方が慣れていることが多い家事なので、自分でやれるようにしておきましょう。
家事のスタイルは日常の中で形成されるもの
同居前では家事レベルの男女差がそんなにない理由として一番伝えたかったのがこの項目。
家事経験がない男性は家事をどの家庭でも変わらない普遍的なものと捉えがちです。
でもこの認識は大きな誤りです。
家事というのは、各家庭それぞれにやり方やこだわり具合に差があるもの。
・実家の影響 (味噌汁は赤みそ!など)
・住んでいる地域の違い (ゴミの分別方法など)
・部屋の間取りや構造の違い (収納スペースや部屋数の多さなど)
・ライフスタイルの違い (朝食の有無、家事をする時間帯など)
・マメさやきれい好き度の違い
こういった差から生まれるその家独自の家事のスタイルは、日々の暮らしの中で少しずつ形成されていくものです。
こういったスタイルが築き上げられていない「新生活」のうちは誰もが家事に苦労するもの。
この時期にパートナーに家事をお任せするのではなく、男性もきちんと参加し、一緒に家事のスタイルを築きあげていくことが大切です。
反対に同居開始時にきちんと参加しておかないと、家事用品や生活用品の収納場所さえも分からないといった状況に陥ってしまい、どんどん家事から縁遠くなるので注意しましょう。
男が家事を始めるメリット② 家事はコミュニケーションツールになる
同居時のもう一つのメリットは家事自体がコミュニケーションツールになることです。
以下で詳しく解説していきます。
共同生活を始めると気付く、日々の話題の減少。
パートナーとの同居生活あるあるなのですが、今までポンポンと詰まることなくコミュニケーションできていたのに、一緒に住み始めると「なんか話題がないな」と感じる瞬間が多くなります。
考えてみれば当然です。
独身時代はそれぞれの暮らしで感じたことや面白かったことをデートの時に持ち寄りおしゃべりしますが、同居すると暮らしの中で経験することが共有のものになってきます。
話題にできるエピソードが単純に半減するんですよね。
これは楽しい経験や思い出を共有できるといった嬉しいことである反面、単純な話題の「数」に限って言うと減ってしまってうのが実態だと思います。
特にコロナ禍で在宅勤務が増え、平日も同じ空間で過ごすのが当たり前になった昨今このようなに感じているカップルも多いのではないでしょうか。
そんなとき男性も家事参加している家庭では、「家事にまつわるあれこれ」がエピソード不足を補完する日常の話題として大活躍してくれます。
「いやいや家事の業務連絡みたいな家庭とか。コミュ障かよ」と感じている方。
この効果馬鹿になりませんよ。
例えば毎日どこの家庭でも繰り広げられている「今晩何食べる?」のシーンを思い浮かべてみましょう。
<妻が一人で家事担当している家庭>
妻 : 今晩なに食べたい?
夫 : ん-。カレーかな。(毎日食べたいもの聞かれるとむずいなぁ。)
妻 : OK!おいしいカレー作るね!
(あれルーあったっけ?買い物いかないと。ついでに買い物するものあったかな。。。あ、洗剤だ!)
↑妻の脳内一人会話で完結。。。
<夫も家事担当している家庭>
妻 : 今晩なに食べる?
夫 : 冷蔵庫にじゃがいものにんじんとか余ってるしカレーでも作ろか。
妻 : 採用!でもルー切らしてるから買い物いかなきゃ。
夫 : せやった。そういえば洗剤切らしてるからついでに買っちゃおう。
妻 : 天才なん? そうと決まればすぐ支度して出かけよ!
どうでしょう。「夫も家事担当している家庭、ええやないか」と思いませんでしたか?
実際、僕も家事のあれこれの話題でコミュニケーションが取れていて、良好な関係が築けているなと実感しています。
一緒に家事をすることで、「共同生活を一緒に作り上げている」感もでてきますので、ぜひ男も家事参加してみましょう。
よいコミュニケーションの具体例として、かじろー宅で行われている実例を1つ紹介します。
【提案】土曜日の朝は二人で一気に家事を片付けると決めてみよう。
かじろー宅では土曜日の朝は二人で手分けして掃除・洗濯を片付け、終わった後は一緒にお茶をするということを習慣にしています。
午前中に部屋をきれいにしてしまうと休日が有意義に使えている!気分になるし、二人で共同作業した後なので、建設的なよいコミュニケーションが取れます。
喧嘩中でも共同家事は仲直りのいいきっかけにもなるし、何より気分も晴れ晴れするのでとてもおススメですよ。ぜひご参考に!
男が家事を始めるメリット③ 男の家庭での地位を向上させてくれる。
同棲や婚約が決まり、幸せな毎日を満喫しているように見えて、実は水面下で「いかにして家庭の主導権を握ろうか」と頭脳戦を繰り広げているカップル。
(自分も含めですが、)最近やけに周りに多いんですよね。世代でしょうか(笑)
厳しいお小遣い制でランチ代を切り詰めている夫。娘に虐げられているパパ達。
職場で目にする人生の諸先輩方の惨状をみて漠然とこうはなりたくねぇ。。。と考えている男達も多いのではないでしょうか。
家庭での立ち位置を向上させるために打算的に行動することは、将来の円満な夫婦生活のために必ずしも悪いことではありません。
「男の家事」は家庭での地位向上に非常に役立つので、打算的に活用していきましょう。
暮らしや家計に対する発言力を高められる。
妻だけが家事を担当している家庭では、日々の支出のほどんどが妻の判断に一存されているため、「財布」を握られがちになります。
こういった家庭で特に妻が節約熱心な場合、旦那の金のかかる趣味や飲み会等の交際費が認められずらくなります。
一方、男も家事をするようになると、生活品や食料品などの買い物に参加する機会も増え、家計の収支をきちんと把握するようになります。
「節約」も妻だけではなく夫も一緒に取り組むイベントになるので、いざ浪費したくなったときに、日々節約に励む同志として理解が得られやすくなります。
悲しいお小遣い制を回避したり、お金のかかるゴルフやお酒等の趣味を堂々と継続していくためにも日々の家事でポイント稼ぎをして家庭での発言力を高めておきましょう。
共働きの選択肢が持てるようになる。
昨今、増えている共働き家庭。
そんな男性にとって、「2馬力収入の死守」は最重要課題ですよね。
新婚や同棲当初は「時代は共働きだよね~」と話をしていた妻や彼女も、妊娠や育児等のイベントごとに対峙したときに専業主婦の選択肢を相談される場合も多いそうです。
こんなときに、心の中で「共働き死守したい。。」と思っていても自分が全く家事をやっていない状態では返す刀がありません。
「だって〇〇君、家事やってくれないじゃん。」で終わりです。
共働きを長く続けていきたいのであれば、「男の家事参加」はどう考えてもマストです。
反対に、男の家事にかなりのシェア依存している状況を先に作ってしまっておけば、「でも、本当に一人で家事できる?」と強気にでることだって可能です。←腹黒ですみません(笑)
万一の時の備えになる!
さきほど「妊娠」の話がちらっとでましたが、子供を授かるという嬉しいイベント以外にも病気やケガなどで妻が家事できなくなってしまうこともありますよね。
そんなとき夫が今まで全く家事をやっていない状態だと、慣れない家事で悪戦苦闘することになるし、奥さんに「夫に家事任せるのは心配」といらぬ気苦労をかけてしまうことも。
習慣的に男も家事できるようにしておくと、何かあったときには奥さんも気兼ねせず家事を任せられますし、頼りがいのある夫でいられますよね。
どうせ後で家事しないといけない時がくるのは分かっているのですから、最初から習慣的に家事分業するスタイルを築いておきましょう。
まとめ:男が家事を始めるメリット
今日は同棲と同時に家事を始めたかじろー自身の経験から、男が家事を始めるメリットを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
本日ご紹介したメリットはまとめると以下の通りです!
メリット① 彼女(妻)と比較的近い家事レベルから始められる。
メリット② 共同家事はコミュニケーションツールになる
メリット③ 男の家庭での地位を向上させてくれる。
(家庭での発言力キープ、共働き死守、万一の時の備えetc…)
今まで家事をするのが億劫だった方も「同居のタイミングなら家事参加できるかも」「長い目で見たときに家事参加はメリットあるな」と少しは家事を前向きに考えてくれたのではないでしょうか。
この記事を読んで少しでも「俺も家事やってみっか」と感じた方は、少しずつでいいので家事にトライしてみましょう。
このブログではそんなあなたのために少しでも役に立てるような情報を随時掲載していきたいと思いますので、お暇なときにまた覗きに来てください。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!!